約ネバ(約束のネバーランド)の本編中に度々、チェスのルールが描写されているシーンがあります。
チェスのルールに基づいてストーリー構成も立てられていたようですね。
エマたちの脱獄阻止をしようとするイザベラが途中で「チェックメイト」と言っていましたよね。
…しかし、物語を読み返すと、チェスのルールとは違う意味のシーンがあったんです!
今回は約ネバ(約束のネバーランド)に登場する「チェックメイト」の意味を考察しました!
チェスのルールとは違う脱獄阻止が理由だったのかについても考察しました!
Contents
【約ネバ】「チェックメイト」の意味は?
EDのここ私の勝手な解釈何だけど
靴→エマ
チェスの駒→ノーマン
本→レイ
っで3人を表してる
と勝手に思ってるそんで花が刺さってるから農園側からの
「逃がさない」っていうメッセージ的な#約束のネバーランド #約ネバ pic.twitter.com/GAm4vXMhej— あかねっち (@takeakaTrp) January 19, 2019
「チェックメイト」はチェスルールにおいて、相手のキングの駒を取ることを意味する言葉です。
将棋で言う「王手」と類似した言葉ですね。
他の漫画や映画でもよくキメ台詞にも登場しています。
有名な作品で言うと、実写映画のデスノートの月や、コードギアスのルルーシュも使っていました。
約ネバで登場する「チェックメイト」も、勝利を確信したという意味で使われたと思われます。
約ネバがチェスルールなのは頭脳戦を描くため!
「約束のネバーランド」第2話。明かされた残酷な真実から〝家族〝を守る為、エマ、ノーマン、レイが立ち上がる…。少ない手掛かりから事実を推測しルールを把握していくエマ、ノーマン組と秘密に気付いた子供に無言のプレッシャーを掛けてくるママとの見えない攻防にゾクゾクさせられます。#約ネバ pic.twitter.com/3Dv97RsCfG
— 鳴神 (@seimei7777) January 18, 2019
孤児院からの脱出…つまり脱獄をするに当たって、戦略を立てることになりました。
漫画では脱出に見立てた鬼ごっこ戦略を「体をフルに使ったチェスみたいなもの」と表現されています。
さらに回想シーンでは、エマ・レイ・ノーマンの三人がイザベラにチェスを挑むシーンもありました。
読み返してみると、ところどころにチェスに関する描写がありましたよね。
主人公たちとイザベラの思考を探り、とにかく相手の裏をかくことで脱獄を図ろうとする姿…。
頭脳戦をチェス試合に見立てていることを描写していると考察ができます。
「脱獄が出来た」=「初めてママに勝った」にも繋がるんですね。
約ネバでのチェックメイトの意味は「勝負あり」!
約束のネバーランド最終回感想
脱獄編完。
フィルは最上になれる器やね。
ママの過去回想からのいってらっしゃいはいいよね。自分も同じ境遇やったからこそ自分ができなかったことを最後の最後で応援するのはもうね。。。
二期は原作的にあれやけどこのアニメ化は良かった。#約束のネバーランド pic.twitter.com/SC6JpkXSgv— そふとくりーむ (@snowmiracle14) March 29, 2019
脱獄までは苦難の道のりでした。
どれだけイザベラの裏をかいても、結局は彼女の手の中でヒヤヒヤさせられましたよね。
ノーマンの出荷が決まった時、イザベラの後ろ姿と「チェックメイト」というセリフのシーンがありました。
落ちているのは白い駒。
王冠のようなものがある駒といえば、クイーンとキングの駒の二つが予想出来ます。
クイーン(女)だとしたら、足を折られてしまったエマ。
キング(男)だとしたら、出荷が決まってしまったノーマン。
先ほどチェスルールでチェックメイトは「勝負あり」を意味するとお伝えしましたが…。
そのことから考えると、戦略を立てていたノーマンが出荷されることでイザベラの勝利という考察ができます。
…しかし、もしこの駒がクイーン(エマ)だったとしたら?
この時点ではキングはまだ取られていない=勝負はついていない、ということになりますね。
【約ネバ】チェスのルールとは違う脱獄阻止が理由?
アニメ約束のネバーランド第12話(終)
GFハウス脱獄編完結!やはりアニメならではの演出となると漫画とは違う感覚で見れますね。イザベラのラストのセリフは誰もが涙したかと。レイとイザベラの関係を知って尚、物語を見返しても面白いです!
質の高い12話を本当にありがとう。#約ネバ pic.twitter.com/W6ucPQDy50— 椎ナ (@shiinaapple100) March 28, 2019
チェスルールに基づいた頭脳戦を繰り広げていると思いきや…
約ネバでは、実はチェスルールとは違う脱獄阻止が目的だったんです。
実際のチェスルールと、頭脳戦を比較してみると、いくつかの違いが見つかりました。
いったいどこに違いがあるのか、気になりますよね♪
まずは本物のチェスと、約ネバでのルールの違いから考察していきます!
本物のチェスと約ネバでのルールの違い!
0→1をつくれる人間は強い。
1→10にできる人はそれなりにいる。如何に自主性を持ち、能動的に動けるかが肝。
そうやってルールやプラットフォームをつくれる人が今後生き残れる人。#漫画#名言#約束のネバーランド#エマ#孤児院 pic.twitter.com/bjkWnQnZlQ
— ノブロー (@nobu144532) July 16, 2020
まずは駒の配役で考えてみましょう。
先ほどもお伝えしたように、戦略を企てるノーマンが白のキング。
ノーマンの戦略に沿って行動するエマが白のクイーン。
ドンとギルダは白のナイトや白のルークといった配役でしょうか。
イザベラは一人で立ち回ることから、どの譜面にも行動できる黒のキングだと考えられます。
…しかし、スパイとして両者に情報を提供していたレイの配役がありません。
配役のない駒=切り札という考え方もできますが、チェスルールにおいては存在しない立ち位置となりますね。
駒の配役が成り立たないところも、チェスルールとの違いだと言えます。
脱獄阻止をする理由でルールが違う!
約ネバ…脱獄編は最高に面白いですっ…! pic.twitter.com/khOJbAkkgR
— 大町久美子 (@Kumiko_Shima) September 3, 2020
エマたちにとっての目的であり、勝利条件は脱獄の成功です。
それを前提に考えると、本物のチェスルールとは大きな違いがありますね。
チェスにおいて勝敗を分けるのは、どちらかが先にキングを取ること。
エマたちはイザベラの裏をかくことはしても、彼女を倒すことはしませんよね?
そしてイザベラもエマたちの逃亡を阻止することはあっても、自らの手で命を奪うことはしません。
何故ならイザベラの目的と勝利条件は、子どもたちの出荷だからです。
出荷の日が来ること…つまり「時間切れ」こそが、エマたちの敗北であり、脱獄阻止におけるイザベラの勝利なんです。
そう考えると、実際のチェスルールとは大きく異なりますね。
このことから、チェスを頭脳戦に見立ててはいても、全てのルールと違うことが分かります。
まとめ
約束のネバーランド、13巻表紙が公開されました🦉アニメ記念でハウスの思い出の3人を描きました。さらに脱獄編カラーイラストを収録した特装版も出ます!🦉3月4日発売です🦉 pic.twitter.com/mueNx4ypQO
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) February 21, 2019
約ネバ(約束のネバーランド)においての頭脳戦はチェスルールに基づいている描写がありましたね。
チェックメイトの意味は、チェスルール同様に「勝負あり」という意味でしょう。
本編でイザベラも「チェックメイト」と言った時には、エマたちの敗北を意味しているのかと思いましたが…
しかし、駒の配役が成り立たないことや、勝利条件においてなどチェスルールと違うところがありましたね。
イザベラにおいては子どもたちの脱獄阻止が勝利条件でした。
脱獄阻止の視点から見ると、チェスとはルールが違うんです。
常に相手の裏をかく頭脳戦を繰り広げる約ネバ(約束のネバーランド)ですが、気になる続きはぜひ本編でお楽しみください♪