約束のネバーランド

約ネバ「チェックメイト」の意味は?チェスのルールとは違う脱獄阻止が理由?

約ネバ(約束のネバーランド)の本編中に度々、チェスのルールが描写されているシーンがあります。

チェスのルールに基づいてストーリー構成も立てられていたようですね。

エマたちの脱獄阻止をしようとするイザベラが途中で「チェックメイト」と言っていましたよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
映画やドラマでも、よくキメ台詞として使われるよね!

…しかし、物語を読み返すと、チェスのルールとは違う意味のシーンがあったんです!

今回は約ネバ(約束のネバーランド)に登場する「チェックメイト」の意味を考察しました!

チェスのルールとは違う脱獄阻止が理由だったのかについても考察しました!

 

【約ネバ】「チェックメイト」の意味は?

「チェックメイト」はチェスルールにおいて、相手のキングの駒を取ることを意味する言葉です。

将棋で言う「王手」と類似した言葉ですね。

他の漫画や映画でもよくキメ台詞にも登場しています。

有名な作品で言うと、実写映画のデスノートの月や、コードギアスのルルーシュも使っていました。

ぴよ吉
ぴよ吉
どっちも頭脳戦のシーンがある作品だよね!

約ネバで登場する「チェックメイト」も、勝利を確信したという意味で使われたと思われます。

 

約ネバがチェスルールなのは頭脳戦を描くため!

孤児院からの脱出…つまり脱獄をするに当たって、戦略を立てることになりました。

漫画では脱出に見立てた鬼ごっこ戦略を「体をフルに使ったチェスみたいなもの」と表現されています。

さらに回想シーンでは、エマ・レイ・ノーマンの三人がイザベラにチェスを挑むシーンもありました。

ぴよ吉
ぴよ吉
みんな一度もイザベラにチェスで勝ったことがないんだよね!

読み返してみると、ところどころにチェスに関する描写がありましたよね。

主人公たちとイザベラの思考を探り、とにかく相手の裏をかくことで脱獄を図ろうとする姿…。

頭脳戦をチェス試合に見立てていることを描写していると考察ができます。

「脱獄が出来た」=「初めてママに勝った」にも繋がるんですね。

 

約ネバでのチェックメイトの意味は「勝負あり」!

脱獄までは苦難の道のりでした。

どれだけイザベラの裏をかいても、結局は彼女の手の中でヒヤヒヤさせられましたよね。

ノーマンの出荷が決まった時、イザベラの後ろ姿と「チェックメイト」というセリフのシーンがありました。

落ちているのは白い駒。

王冠のようなものがある駒といえば、クイーンとキングの駒の二つが予想出来ます。

ぴよ吉
ぴよ吉
この駒って、一体どっちなんだろう!

クイーン(女)だとしたら、足を折られてしまったエマ。

キング(男)だとしたら、出荷が決まってしまったノーマン。

先ほどチェスルールでチェックメイトは「勝負あり」を意味するとお伝えしましたが…。

そのことから考えると、戦略を立てていたノーマンが出荷されることでイザベラの勝利という考察ができます。

…しかし、もしこの駒がクイーン(エマ)だったとしたら?

この時点ではキングはまだ取られていない=勝負はついていない、ということになりますね。

 

【約ネバ】チェスのルールとは違う脱獄阻止が理由?

チェスルールに基づいた頭脳戦を繰り広げていると思いきや…

約ネバでは、実はチェスルールとは違う脱獄阻止が目的だったんです。

ぴよ吉
ぴよ吉
え?それってどういうこと?

実際のチェスルールと、頭脳戦を比較してみると、いくつかの違いが見つかりました。

いったいどこに違いがあるのか、気になりますよね♪

まずは本物のチェスと、約ネバでのルールの違いから考察していきます!

 

本物のチェスと約ネバでのルールの違い!

まずは駒の配役で考えてみましょう。

先ほどもお伝えしたように、戦略を企てるノーマンが白のキング。

ノーマンの戦略に沿って行動するエマが白のクイーン。

ドンとギルダは白のナイトや白のルークといった配役でしょうか。

イザベラは一人で立ち回ることから、どの譜面にも行動できる黒のキングだと考えられます。

…しかし、スパイとして両者に情報を提供していたレイの配役がありません。

ぴよ吉
ぴよ吉
白と黒を行き来する駒は存在しないもんね!

配役のない駒=切り札という考え方もできますが、チェスルールにおいては存在しない立ち位置となりますね。

駒の配役が成り立たないところも、チェスルールとの違いだと言えます。

 

脱獄阻止をする理由でルールが違う!

エマたちにとっての目的であり、勝利条件は脱獄の成功です。

それを前提に考えると、本物のチェスルールとは大きな違いがありますね。

チェスにおいて勝敗を分けるのは、どちらかが先にキングを取ること。

エマたちはイザベラの裏をかくことはしても、彼女を倒すことはしませんよね?

そしてイザベラもエマたちの逃亡を阻止することはあっても、自らの手で命を奪うことはしません。

何故ならイザベラの目的と勝利条件は、子どもたちの出荷だからです。

ぴよ吉
ぴよ吉
出荷させるためにみんなを育ててるんだもんね…

出荷の日が来ること…つまり「時間切れ」こそが、エマたちの敗北であり、脱獄阻止におけるイザベラの勝利なんです。

そう考えると、実際のチェスルールとは大きく異なりますね。

このことから、チェスを頭脳戦に見立ててはいても、全てのルールと違うことが分かります。

 

まとめ

約ネバ(約束のネバーランド)においての頭脳戦はチェスルールに基づいている描写がありましたね。

チェックメイトの意味は、チェスルール同様に「勝負あり」という意味でしょう。

本編でイザベラも「チェックメイト」と言った時には、エマたちの敗北を意味しているのかと思いましたが…

しかし、駒の配役が成り立たないことや、勝利条件においてなどチェスルールと違うところがありましたね。

イザベラにおいては子どもたちの脱獄阻止が勝利条件でした。

脱獄阻止の視点から見ると、チェスとはルールが違うんです。

常に相手の裏をかく頭脳戦を繰り広げる約ネバ(約束のネバーランド)ですが、気になる続きはぜひ本編でお楽しみください♪

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