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キングダム肥下(ひか)の戦い史実と違いは?李牧vs桓騎の戦い結末を徹底解説します!

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秦の趙攻略が始まりだいぶ経ちました。

そして703話で「肥下(ひか)の戦い」が始まりました!

史実で知ってる人はどんな戦いになるか知ってるかもしれませんが、もしかしたらオリジナル要素が入って違いがあるかも!

こちらの注目人物は李牧と桓騎です!

ぴよ吉
ぴよ吉
ついに李牧復活!

平陽の戦いで趙に打ち勝った桓騎はさらに趙への進軍を始めます。

今回はキングダム肥下(ひか)の戦い史実と違いはあるのか、李牧vs桓騎の戦い結末を徹底解説していきます!

ではどうぞ!

 

キングダム肥下(ひか)の戦い史実と違いは?

長かった平陽の戦いも終わり、その足でさらに進軍する秦国軍。

肥下の戦いは始まったばかりです!

ぴよ吉
ぴよ吉
そもそも肥下の戦いってなに?

まずは肥下の戦いについて説明をしていきたいと思います!

 

肥下の戦いとは?

肥下の戦いは簡単いうと、秦国軍が趙国軍に負ける大敗する戦いです。

ぴよ吉
ぴよ吉
秦が負けちゃうの!?

桓騎が平陽の戦いで扈輒を打ち、趙に勝ったところまではよかったのですが、その後10万の投降兵を惨殺してしまいました。

そのせいで、その後に攻めた城でも趙兵の士気が上がってしまい秦兵を予想以上に死者を出してしまいます。

太行山を深く攻め入り、趙の後方である赤麗(せきれい)と宜安(ぎあん)を陥落させました。

桓騎は趙の都、邯鄲の後方に陣を敷いて、これを脅かす行動に出ます。

趙王は北方の警備についていた李牧を大将軍に任命し、出陣させました。

李牧率いる趙軍と桓齮の率いる秦軍は宜安付近の肥下で対峙。

李牧は城に籠り、桓騎は主力を持って攻め込みます。

捕まえた趙兵を、桓騎特有の無残な方法で殺すなど残虐を極めました。

李牧の軍は大騒ぎになりますが、一人李牧は落ち着いています。

自分をおびき寄せるための罠だとわかっているからです。

しかしそのころ、宜安に残してきた兵は少なく、どれだけ攻めても出てこない李牧に対し油断をしていました。

桓騎の目が届いていなかったのです。

それを勝機とみた李牧は宜安に攻め込み、兵は捕虜に、兵糧は奪われてしまいました

それを聞いた桓騎は急いで宜安に戻ります。

兵糧がなければ秦軍は壊滅するからですが、それも李牧は読んでいます。

いつもの桓騎なら気づいたのでしょうが、李牧に表示されるを握られ焦ったのでしょうか。

罠が張られた宜安に突撃してしまいます。

桓騎軍はほぼ壊滅…。

桓騎自身はなんとか方位を突破しますが、このまま秦に帰れば、死罪は確実

ぴよ吉
ぴよ吉
あと少しのところで、兵たちの油断で失敗しちゃったからね……

敗北をした桓騎は燕に亡命してしまいます。

そして趙は秦に占領されていた土地を取り戻し、秦の統一戦争での初めての敗北になりました。

 

史実との違いを解説!

秦が負けて、桓騎が逃げてしまった肥下の戦い

史実と違う部分はどこでしょうか?

まず、敗戦後の桓騎の生存についてです。

桓騎の死に方はいくつか説があり、肥下の戦いで李朴に討たれたという説

また、樊於期(はんおき)と名前を改め、燕の太子に匿われた後、秦王を殺すための罠にするために樊於期の首が欲しいといった来た刺客に渡すため、自分で首を切ったと説があるともいわれています。

誰も思いつかないような戦い方が得意だった桓騎らしく、自分の首を餌に秦王政に一矢報いようとするとは…。

ぴよ吉
ぴよ吉
桓騎らしい最後な気がするよ…

他にもおそらく漫画キングダムでは、戦闘中などのにオリジナル要素が組み込まれると思います!

 

キングダム肥下の戦い李牧vs桓騎の戦い結末を徹底解説します!

肥下の戦いで負けてしまった秦軍

奪った土地は奪い返され、桓騎は逃げ…

とても長い間趙国に攻め込み続け、滅ぼそうとした結果は大敗してしまい、退却していきます。

ぴよ吉
ぴよ吉
あと少しのところだったのに!

その後秦国はどんな行動にでるのでしょうか?

肥下の戦いの結末とその後についても解説していきます!

 

桓騎が李牧に負けた敗因は?

桓騎が負けてしまった原因は何だったのでしょうか?

一つは兵たちの士気の高さにあります。

平陽の戦いで10万の投降兵を斬首したことで、自分たちも捕まれば殺されるという意識と、殺された投降兵の家族たちが恨みを持って戦争に挑んできました。

決死の覚悟で対抗され、それ以前の城でも苦戦していました。

王翦が攻めた城でも、桓騎への恨みを受けることとなります。

もう一つは桓騎の兵たちの油断です。

どれだけ挑発しても応戦してこない李牧に対し、軟弱者とでも思っていたんでしょう。

宜安に残してきた兵も少なく、しかも連戦連勝だった兵たちは驕っていました

攻めてくることを考え、備えを怠っていたのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
勝ち続けた故の油断だね

桓騎の戦略負けですね…。

 

肥下の戦いの結末を徹底解説!

史実では肥下の戦いから1年後の紀元前232年。

秦は再び趙を攻略しようと番吾に攻め込みます。

しかしそれも李牧が撃破します。

さらに李牧は秦から韓・魏の国境まで領土を奪還しました。

史実通りに漫画が進むなら、しばらくは李牧の快進撃が続きそうですね…。

そして紀元前229年、趙を干ばつや地震が襲います。

それにつけこむように王翦が軍を率いて攻め込みました。

しかし苦戦する王翦は幽繆王お気に入りの重臣郭開を買収し、李牧が謀反を起こしていると王に伝えさせました。

それを信じた趙王は李牧を処刑してしまいました。

李牧を失った趙は秦に対応できる将軍もいるはずがなく、邯鄲が落とされ趙は滅びました

ばけ吉
ばけ吉
まさかの冤罪での処刑…

 

まとめ

キングダム肥下の戦い、いかがだったでしょうか?

キングダムには漂や山の民などのオリジナルキャラや、成蟜の反乱など、漫画と史実での違いもあります。

なので、史実で先を知ってる人も楽しめる内容となっていますね!

肥下の戦いで桓騎は負けてしまいますね…。

今までずっと余裕の笑みを浮かべながら戦ってきた桓騎が、一体李牧にどのような表情をさせられるのでしょうか?

単行本64巻にしてやっと一国目の王都が見えてきそう!という感じでしたが、やはりまだ国を亡ぼすことはできないんですね…。

しかし秦は李牧に負けた後、一度だけ楚の将軍に負けますが、それ以外はすべて勝ちを収めていくようです!

ぽめ吉
ぽめ吉
趙が、というより李牧が最大の敵になるね!

今回は肥下の戦い史実との違いと、李牧と桓騎の戦いの結末を解説しました!!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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