HUNTER×HUNTER

クラピカの弱点は?無敵のエンペラータイム(制約)は旅団限定だから弱い?

「冨樫義博展」の開催が明らかになり、キャラクターたちのキービジュアルも公開されたことで再び盛り上がっている「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」。

今回はそんな「HUNTER×HUNTER」のキャラクター人気投票でも常に上位をキープしているクラピカを取り上げます!

クラピカといえば、旅団のウボォーギンに対し、無敵のエンペラータイムを発動したエピソードが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

強化系には弱いクラピカが自身に厳しい制約を課すことで弱点を克服して、見事勝利を手にしました。

本当に熱いバトルだったよね。今でもこのエピソードは人気があるぐらいだし!

一見、無敵にも思える「絶対時間(エンペラータイム)」ですが、クラピアの念能力には制約も多くあります。旅団限定の能力のため、実際には弱いのでは?という声もあります。

また、この制約の他にもクラピカに弱点があるのかも見ていきましょう!

 

クラピカの弱点は?

強くて冷静で頭も切れるクラピカ。

これまでもその戦闘力や頭脳で活躍する場面がたくさん描かれてきました。

ノストラードファミリーに加入してからは、最重要人物ネオン=ノストラードの護衛を任されるなど、組からの信頼も厚かったですよね。

クラピカは頭が切れるし、ゴンとキルアも頼りにしているよね

作品内でも、クラピカは頼れる存在として扱われています。

無敵なように思えますが…そんなクラピカに弱点はあるのでしょうか?

 

クラピカの弱点はエンペラータイムでの体力と寿命消耗!

クラピカがウボォーギンを倒すため、初めてエンペラータイムを実戦で発動させたときには読者には知らされていなかった設定があります。

後に明らかになった制約がこちら。

絶対時間(エンペラータイム)の制約

発動時 一秒につき一時間!!

寿命が縮む…!!

出典:HUNTER×HUNTER No.354 「思惑」(ジャンプコミックス35巻)

エンペラータイムは寿命を消耗してしまうという厳しいルール。

また、その発動時間は肉体的に3時間が精一杯で、それを超えると発動した3倍の時間(=9時間)強制的に失神すると考えられています。

思っていたよりもっと制約が厳しくて、ビックリしたよね

クラピカが自身に課していたこの制約は、カキン王国王位継承戦のエピソード内で判明。

あまりの厳しさに、クラピカが早々に戦線離脱するのではと心配する声も多数。

会話途中にあまりの痛みに耐えきれず失神してしまいましたが、もしこれが戦闘中であれば大きな痛手です。

このように、エンペラータイムの発動には体力と寿命の消耗という大きなリスクがあるのがクラピカの弱点と言えるでしょう。

 

使命より仲間を取る優しさがクラピカの弱いところ!

クラピカの初登場は第2話(ジャンプコミックス1巻、No.2)でハンター試験会場に向かう船の上でした。

この頃から、クラピカはクルタ族のために「緋の眼」を取り戻すことを最優先としています。

そのため、ゴンやキルアたちと一緒にいることは多くあっても、単独行動を好む傾向にありました。

同胞のこととなると熱くなるものの、それ以外はどこか冷めた性格でしたよね。

そんなクラピカが変わったとはっきりわかるセリフ(モノローグ)は

「もう……仲間を失うのは絶対にイヤだ!!」

出典:HUNTER×HUNTER 第13巻 No.117 

と、いう部分。

せっかく捕らえた旅団の団長・クロロを差し出す代わりに、ゴンとキルアを返すよう要求します。

「緋の眼」の奪還、幻影旅団の殲滅という当初の目的を完遂するのであれば、クロロを差し出す必要はありませんでした。

捕らえられたクロロ本人も気がついていますが、クラピカの仲間をとる優しさが弱みと考えられなくもないですね。

 

無敵のエンペラータイム(制約)は旅団限定だから弱い?

クラピカのエンペラータイムは、感情が昂ったときに「緋の眼」が発動し、本来具現化系能力者のクラピカが特質系に変わるものです。

そして特質系のときは、全ての系統の能力を100%引き出せる状態になります。

ですが、クラピカの元々の能力を100%引き出せるだけで、その能力を上回る相手の前では意味をなしません。

エンペラータイムは旅団限定の制約使い勝手が悪いのか、それともクラピカにとっては最適な能力なのかを見ていきましょう!

 

エンペラータイムは旅団限定の制約ではない!

クラピカのエンペラータイムは本来の具現化系から「6つ全ての系統の能力を100%引き出してで使える」特質系へ変わるものです。

旅団限定の能力なのは、捕らえた相手を強制的に絶状態にする中指の鎖(チェーンジェイル)のみ!

中指の鎖以外は旅団限定ではないので、小指の鎖(ジャッジメントチェーン)は掟のためにクラピカ自身にも刺さっています。

クラピカは旅団にしか能力が発揮できないわけじゃないんだね

他にも、回復に特化した親指の鎖(ホーリーチェーン)でクラピカが自分自身の骨折を一瞬で治すシーンもありました。

これも、エンペラータイムに使用することで治癒力を最大限にまで増幅させることが可能だったのです。

つまり、クラピカは旅団を捕らえるために念能力を磨きましたが、エンペラータイム自体は旅団限定の能力ではないため幅広く使うことが出来る能力です。

 

クラピカにとって無敵のエンペラータイムは最強最善!

念が使えない絶状態の生身のウボォーギン(強化系)と100%才能を引き出したクラピカでは、クラピカの攻撃力の方が上でした。

旅団からも強かったと評されるほど「緋の眼」になったクルタ族は戦闘能力が高かったようです。

旅団が強いっていうぐらいだから、クルタ族の中に念能力者がいたかもしれないね
クラピカ自身は念を知らなかったけど、念が使えたクルタ族がいたとしてもおかしくないかも

そのため、たとえエンペラータイムの力を借りなくても、元々の念能力で具現化した鎖だけでもそこそこの戦闘力はあったはず。

ですが、クラピカがハンターを目指した原動力は「幻影旅団を捕らえて、同胞の仇を討つこと」と「奪われた”緋の眼”を取り戻すこと」の2つ。

クラピカにとって、旅団を前にしたときに絶対的な力を手にできるエンペラータイムは最強の能力なのでしょう!

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は「HUNTER×HUNTER」の人気キャラ、クラピカの弱いところと無敵のエンペラータイムについて取り上げました。

旅団を倒すために制約を課して、自身の念能力の弱点を克服したクラピカ。

ですが、激しく寿命と体力を消耗することからも無敵の能力というわけではありません。

旅団にしか使えないという弱点や、制約が多すぎるという欠点があります。

それでもクラピカにとってエンペラータイムは最善の能力で、決して弱いわけではありません。

まだまだクラピカが活躍してくれることを期待したいですね♪

それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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