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トットムジカ魔王の正体と元ネタは?ルーン文字は実在した神話の言語?

古代兵器に匹敵する力を持った存在と言えばトットムジカでしょう!

劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』のラストに登場したのが、トットムジカという魔王と呼ばれる存在でした。

ウタウタの実の能力者が呪いの歌を歌うことで、発現する存在であるこの魔王の正体は一体何なのでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
突然の魔王降臨にはビックリしたね!

また、トットムジカの元ネタについても合わせて考察していきます。

トットムジカを発現させる呪いの歌にはルーン文字が使用されていました。

神話の言語として知られているルーン文字は実在した言語なのでしょうか?

それとも神話の中でのみ登場する言語なのか気になりますよね。

今回はトットムジカの正体と元ネタ、呪いの歌に登場するルーン文字が実在した言語なのかを考察と解説してきます!

 

トットムジカ魔王の正体と元ネタは?

劇場版『ONE PIECE FILM RED』のメインキャラクター「ウタ」はシャンクスの養女であり、ルフィの幼馴染です。

ウタウタの実の能力者であるウタは、幼少期に音楽の島エレジアを壊滅させました。

まだ少女であったウタが一国を壊滅させてしまった力こそが、歌の魔王トットムジカだったのです!

ぴよ吉
ぴよ吉
トットムジカ怖すぎる…

一国を壊滅させるほどの力を持っているトットムジカは、古代兵器に匹敵する力を持っているのではないかと考察されています。

実際再びウタがトットムジカを発現させた劇中のラストでは、麦わらの一味や赤髪海賊団など世界レベルの戦力が勢揃いしていましたよね!

そんな強大な力を持ったトットムジカとは何なのか考察していきましょう!

 

歌の魔王の正体は人の思いの集合体!

歌の魔王と呼ばれるトットムジカは、ウタウタの実の能力者が呪いの歌を歌うと発現します。

劇中では呪いの歌の楽譜が封印されていたエレジアにウタが来て、歌をたくさん歌ったことで楽譜を呼び寄せたという説明がありました。

危険極まりない楽譜を処分せずに封印していたエレジアの王ゴードンは、なぜ楽譜を処分しなかったのでしょうか?

ぴよ吉
ぴよ吉
確かになんでそんな危ない楽譜持ってるの!

ゴードンは劇中で処分できなかったと発言していました。

音楽の島の王であるゴードンは、音楽をこよなく愛する人物だということは周知の事実です。

しかし、一国の王が自分の国を滅ぼしかねない楽譜を所有するのはリスクが高すぎる行動だと感じますよね。

この王の行動こそ、実はトットムジカの意志の力ではないかと考察します。

その根拠としてロビンが劇中で、トットムジカの正体を人の思いの集合体だと言っていました。

悲しみや寂しさ、苦しみなど人の負の感情の集合体こそがトットムジカであり、人の思いが集合することによって意志を持った存在になっていると考察できます。

動物系の悪魔の実には意志が宿ると本編で解説され、ヒトヒトの実モデルニカが800年もの間世界政府の手に渡らなかったことに酷似していませんか?

人の思いの集合体であるトットムジカにも意志が宿っており、その意志の力がゴードンに楽譜を捨てさせず、ウタをエレジアに導いたと考察します!

 

トットムジカの元ネタはシューベルトの『魔王』と言われている!

歌の魔王として古代兵器に匹敵する力を見せつけたトットムジカでしたが、モデルが存在すると言われており、そのモデルこそがシューベルトの『魔王』です。

トットムジカの曲調はシューベルトの『魔王』と同じト短調でした。

さらに『魔王』の内容と映画の内容が酷似していることも、根拠の1つとして挙げられています。

『魔王』の登場人物は父と娘と魔王です。

まさしくこれはシャンクスとウタとトットムジカを指しているのだと思われます!

また、「じたばたしても攫って行く」という歌詞の部分は、シャンクスが身代わりになってエレジア壊滅を自分のせいしたところに似ていませんか?

これは、ウタの為を思ってした行動が全て無意味だったことを指しているのかもしれません。

それに、宿へ急ぐ父親に娘が「魔王が連れて行く」と言っているところは、身代わりになったことを知った上で計画を実行したウタの状況に似ています。

さらに『魔王』の歌詞で、宿に着いた娘は死んでしまうんです。

これもトットムジカを発現させたウタが、シャンクスと再会したにも関わらず、最後は死んでしまったような描写で幕を閉じたことと酷似していますよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
ウタの運命は決まっていたんだね

つまり『魔王』の歌詞の中に出てくる魔王こそがトットムジカのモデルだと考えられます。

トットムジカだけではなく全体的なストーリーに関しても『魔王』がモチーフとなっていると考察できるのではないでしょうか?

 

ルーン文字は実在した神話の言語?

絶大な力で観客を圧倒したトットムジカでしたが、曲の方も衝撃的な歌詞が含まれていました。

なんと劇中でウタが歌うトットムジカの歌詞にルーン文字が使用されていたのです!

まさか現代になって歌詞の中にルーン文字が登場するとは思いませんでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
衝撃的な歌詞だよね!

これを完璧に歌い上げてしまう「Ado」にも賞賛の声が多数上がっていましたね♪

それではこの歌詞に登場するルーン文字とはそもそも何なのでしょうか?

ルーン文字の起源や実在していた言語なのか、ルーン文字について解説していきます!

 

北欧神話がルーン文字の起源!

トットムジカの歌詞の中で登場したルーン文字ですが、ルーン文字自体を知っている方は多いのではないでしょうか?

実際多くのゲームや漫画や映画で、ルーン文字やルーン魔術のような言葉を耳にすることがありますよね!

ルーン文字という言葉は知っているけど、意味はよくわかっていない人の方が多いのではないでしょうか?

そもそもルーン文字の起源は北欧神話にあるとされています。

北欧神話の神「オーディン」が9日9夜、自分を犠牲にして得た知識こそがルーン文字だそうです。

この行いでルーン文字を得たことにより、オーディンは強大な力を身につけたと言われています。

その後ルーン文字を「ヘイムダル」という虹の橋の番人である神が、人間の国を旅行している時子供にルーン文字を教え、人間の世界に広まったそうです。

つまりルーン文字とは神話の言語であり、神から人間に与えられた文字だということになりますね!

ぴよ吉
ぴよ吉
ありがとう神様!

さらにルーン魔術というのはこの起源と密接に関わっています。

神が得た文字であるルーン文字には、文字自体に力があると言われていました。

ルーン魔術というのはこの文字の力を使った魔術ということになります。

そんな神秘的な言語を歌詞に入れているトットムジカは、不思議な力で我々視聴者をウタの世界観に引き込んでくれましたね♪

 

ルーン文字は実在していて言語として使われていた!

北欧神話が起源となり神の言語されているルーン文字ですが、実は古代では実際に使われていた実在する文字であるということが明らかになっています。

古代のヨーロッパ中央あたりに住んでいた「ゲルマン人」がこのルーン文字を使い始め、広範囲に広がったとされているのです。

ヨーロッパや北欧ではラテン語が普及する13世紀頃までルーン文字が使用されていたのだとか。

ぴよ吉
ぴよ吉
本当に使われてたんだね知らなかったよ!

その後、ルーン文字は文字ではなくルーン魔術を中心に用いられることが増えたそうです。

ルーン文字の特徴は、木に彫ることを前提に作られた文字のため直線が多く、25の文字で構成されており、1文字に複数の意味と色が含まれています。

読み方に関しては「ゲルマン式」と「アングロサクソン式」という2種類があるそうですよ。

そんな歴史あるルーン文字は、現在ルーン占いなどで使われています。

ワンピースの歌詞に出てくるルーン文字には、トットムジカは崇拝され、破壊する存在である的な意味があるそうです!

ぜひ気になった方はルーン文字を調べて、自分なりの解読をしてみてくださいね。

 

まとめ

今回は歌の魔王であるトットムジカの正体と元ネタ、歌詞に使用されているルーン文字が神話の世界だけではなく、実在した言語なのか考察と解説していきました!

日本中を席巻している劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』ですが、トットムジカについて多くの謎がありました。

トットムジカの正体は人の負の感情の集合体です。

この集合体を人々が魔王と呼び、思いの集合体であることから意志を持ってウタをエレジアに導いたのではないかと考察しました。

またトットムジカには元ネタがあると考えられており、その元ネタがシューベルトの『魔王』ではないかと言われています。

曲調が『魔王』と同じト短調であり、歌詞の内容と映画の内容が酷似していましたよね!

そのことからトットムジカだけではなく、ストーリー全体のモチーフが『魔王』だと考察できます。

さらに「Ado」が歌うトットムジカの歌詞にはルーン文字が使用されており、そもそもルーン文字とは一体何なのかを解説していきました。

北欧神話を起源とし神の言語として伝えられていますが、実在した言語であり「ゲルマン人」が実際に使用していたということがわかっています。

ワンピースの世界は神話をモチーフとしている部分が多く存在しますよね♪

古代兵器やルフィなどについて、実は神話を知っているとワンピースをより深く楽しむことができます。

いろいろな角度から物語を見ていくと新たな発見もあると思いますので、ぜひ神話的角度からも今後のワンピースを楽しんでくださいね!

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